様々な雇用形態のある看護師

従来は、女性の仕事というイメージを持たれていた看護師も近年では、男性看護師も増えている傾向にあり、さらに中年層以上の看護師も活躍しているのが現状である。そのため、看護師は長期的に仕事が続けられる職種でもある。看護師の雇用形態には、正社員と同じ常勤看護師はもちろん、派遣社員やアルバイト、パートがあり、自分に合った働き方ができるのだ。
常勤看護師の場合には、原則的にはフルタイム勤務となっており、入院施設のある施設ではシフト制で夜勤をこなす勤務体系となっていることがほとんどであったが、看護師の体力的な負担を減らすために、日勤や夜勤専従などといった勤務体系を導入しているところも増えている。日勤限定での働き方をすれば、夜勤がないため仕事と家庭との両立が図り易く、日中に患者などとの接する時間が多いため、コミュニケーションが好きな方に最適といえるであろう。
常勤看護師であれば、認定看護師や専門看護師などの上級資格を目指すことができるのもメリットである。育児中や家族の介護中の方には、単発で働くことができるアルバイトやパートの雇用形態であれば、1日単位で働くことも可能で空いた時間だけ、無理なく働けるのが最大のポイントだ。
また、しばらくブランクがあった方や休職していた方の復活にも役立つだけでなく、週に40時間以内であればダブルワークも可能なため、技術や経験の幅も広げられるのもメリットといえるであろう。
自分のライフスタイルに合わせて、もし、期間限定で働きたい場合には、派遣社員が適切だ。